2013年09月24日
モンサントが教えてくれること

先日「モンサントの不自然な食べもの」
という映画を観てきました。
自然農の「野の花」さんが実行委員でした。
すぐに感想を書こうと思いつつ、今になっちゃった。
私、今まであまり知らなかった・・・
「遺伝子組み換え」のこと。
味噌とか納豆とか、表に書いてあるなぁ〜くらいで。
ラウンドアップ(除草剤)も、CMで見るくらいで、
どこで作っているのかも知らなかった。
(・・・っていうか、うちじゃ除草剤使わないから)
野菜のタネは、今年採れたものを次の年に使う
・・・というのが、自然農の「あたりまえ」
でも、市販されているのは、タネは採れても次の年には使えないようになってるから、農家さんは毎年買わなきゃいけない世の中になってる。
いつからそうなったんだろうね。
昔は、除草剤もなかったし、タネは代々継がれていくものだったのに。
・・・で、話は戻りますが、
除草剤(ラウンドアップ)を畑にまくと
草は枯れるけど、大豆もやられてしまう。
それだと除草剤は売れなくなる。
じゃあどうしよう。
草は枯れるけど、大豆は枯れないのを作っちゃえー
と、ちょっと頭のいい人が「遺伝子操作」を思いついたんですね。
そしたら、農家さんは大喜び!
夏の暑い時に草取りに追われなくていいし、
大豆はちゃんと採れるから、生活も安定する。
いいことばっかりやん!!
その耐性大豆を発明したのは、何を隠そう除草剤の会社です。
それが「モンサント社」
頭良いよね〜。
だって、除草剤も売れるし、大豆も売れるもん。
(そして、それを自分たちだけのものにしたいから、特許まで取ったしね)
映画では、そのモンサント社が情報を隠蔽していることや、
被害があっている人が世界にたくさんいるのに、
今もモンサントが大きな顔をしていること。
被害を受けている農家さんや、農場周辺に住む人たちの「声なき声」
が描かれていました。
モンサントって悪いやっちゃなぁー
遺伝子操作をするなんて、神(自然界)を冒涜している。
元々自然にあるものを、人間のエゴで・・・
と言いながら、ふと。
あ、そうか、「神」とかいうけど、
「神」って単なる偶像。
人間が作り出したもの。
神様は別にいない。
一人一人の中にいる「真実」の部分。
人間が「草取りが嫌だな」「草を枯らす薬がないかなぁ」「大豆だけ枯れないといいのに」「こりゃ楽だ」「発明した人すごい!」「私も使う使う!」
・・・なーんて、思考をしたら、それが形になっただけのこと。
モンサントだけが悪者じゃない。
すべて、人間(自分も含め)が作り出した現実。
映画を観ながら、何かに似てるなぁ
・・・と思ったら、「エネルギー問題」
原発も、やっぱり人間が便利に生きたいって思ったから出来たもの。
全てのものは、人間の思考が形になっただけのこと。
神も悪魔も
どちらも私の中にいる。。。
だからこそ、タネを残そう。
「内なる神」のタネを。。。